母に宣告された余命は2ヵ月。命の炎が消える前にやるべきことは、家出した夫を連れ戻して家業の銭湯を再開させること、そして優しすぎる娘に強さを授けること。
日本アカデミー賞で杉咲花が最優秀助演女優賞と新人俳優賞を獲得、宮沢りえが最優秀主演女優賞に輝いた。
Netflix公式サイトより

NHKの朝の連続ドラマ「おちょやん」で主役の杉咲花さんが出ていたので観ました!!
あらすじ
夫の一浩(オダギリジョー)とともに銭湯を営んでいた双葉(宮沢りえ)は、娘の安澄(杉咲花)との3人暮らし。しかし、ある日突然一浩が「湯気のごとく蒸発したため」、休業せざるを得なくなります。
娘・安澄との暮らしはそれでも母子たくましく、双葉はパン屋でのパートで生計を維持していました。そんな時、双葉は倒れ、病院での検査の結果「末期がんで余命2ヶ月」と宣告されてしまいます。
途方に暮れる双葉でしたが、ある決意を胸に立ち上がります。それは、3つのやるべきことでした。
双葉の熱い愛情によって、家族それぞれが自分に向き合い、生きていくストーリーです。
キャスト
監督:中野量太 出演:宮沢りえ(幸野双葉)、杉咲花(幸野安澄)、篠原ゆき子(酒巻君江)、駿河太郎(滝本)、伊東蒼(片瀬鮎子)、松坂桃李(向井拓海)、オダギリジョー(幸野一浩)、ほか
公式映像
- 予告編
- 特報
感想
余命宣告を受けたら、自分の事で精一杯になるのが普通かな。
主人公は家族の為に周りの人のために、残り少ない日々を過ごすことを決めるのです。
亡くなった後
主人公が生きてきたと言う素晴らしい生き様を
側にいた人達全ての心の中にそれぞれが感謝とありがとうの気持ちいっぱいになって、
この人のためなら何でも出来る。
そんな思いにさせてしまう人生の証!
素晴らしいです。
主人公の人生は他人から見て幸せだったとは思えないけれど、
本人は人の為に生きる事に生き甲斐を見出せて、
みんなの幸せを見届けた時に初めて死にたくないと願うのです。
心が清らかに洗われるような映画でした。