
梨泰院クラスの主役パク・ソジュンが出ていて、内容も面白いと評判だったので視聴。
梨泰院ではパク・ソジュンの父親役が、今回は上司役として登場。
新感染ファイナルエクスプレスでブレイクした演技派の、マ・ドンソクさんも出演。
さすがは評判の韓国映画。見応えのあるサスペンス映画でした!
今回はNetflixに無かったので、AmazonPrimeVideoで観ました。
あらすじ
名誉ある大統領賞を授与され、昇進を控える敏腕刑事のチェ班長(ソン・ヒョンジュ)。
同僚たちによる祝宴の帰りに乗ったタクシーで眠っている間に、人気のない場所に連れていかれる。
ナイフを手に襲いかかる運転手との乱闘の末、
誤って殺してしまったチェは昇進に影響することを恐れ証拠を隠滅しその場を去った。
翌朝、工事現場のクレーンに吊るされた死体のショッキングな映像がテレビを賑わす。
事件を担当することになったチェだが、死体が自ら殺した運転手であることを知り驚愕する。
そして、事実を隠蔽するため画策するなか不可解な出来事が次々と起こり、
チェは底知れぬ罠に巻き込まれていることに気がつく・・・・・・・。
予告編
感想
題名のクロニクル。
歴史的な出来事や事件を、年代順にしるしている文章を年代記のことだそうです。
映画の冒頭のシーンが、きちんと最後につながるんですが・・・
102分の映画の中に、たくさんの個々の感情やストーリーが詰め込まれています。
社会的弱者への暴力。
権力を持った人たちの暴走。
そして大切な人を守る気持ち。
保身のために1つの罪を隠したことで、その後たくさんの罪を犯してしまう。
何か失敗や過ちを起こしたら、正直に早く打ち明けて相談していかないと大きな問題になるよって教訓ですね。
演技については、さすが韓国映画です。
若手からベテランまで自然にストーリーに入っています。
若手の方も役にきちんと馴染んでいるし、ベテランの方もマンネリ化したいつもの演技ではなく迫真。
韓国の映画やドラマって、警察や政治・企業などの悪い部分を本音で明らかにして考えさせてくれるんですよね。
ただ、観終わった後に悲しい気持ちになったり心が重くなってしまう映画もありますが、
この映画はそんなことはなくいい気持ちで余韻に浸れています。
おすすめしたい映画です。