40代の頃少し動いても身体が怠い。
疲労感が半端なくて何もやる気が起きない、何年も何年も時間が有れば横になっていたいという毎日を過ごしていました。今で言うなら鬱病の症状に似てるかな?
死にたいと迄は思わないけれど、身体が重い 疲れやすい 思考力集中力の低下 睡眠不足 自分を責める など
鬱病に似たような症状でした。
その頃はあんまり鬱病って名前も知らないくらいだったから、私は怠け者?
そんな後ろめたい気持ちを抱かえながら、それが自分なんだと半ば諦めというか受け入れという形で生きていました。
子育ての真っ最中、仕事もしていたので、怠いからって寝てばかりはいられない。
仕事の帰りに病院行って にんにく注射をしてもらう。
注射をしてもらうと口の中にふぁーとにんにくの香りがして、その香りがすると明日は元気になれるんだと少しホッと出来る。
何年もそんな日々を過ごしてました。今思い出してもしんどい毎日でした。
そんな折、引越しが決まって必然的に病院を変える時が来ました。引越し先の新しい病院に行って今の症状を伝えて血液検査をして貰いました。後日結果を聞きに行って分かったのは、私は甲状腺の病気で甲状腺低下症でした。
チラージンSと言う薬を今日から一生飲まなくてはいけないって事を告げられ、一生飲み続けるって凄いなぁが感想でした。
そして何と言うことでしょう、あのいつもの怠さ 疲れやすさが軽減されてる信じられない、病名が分かってそれに伴った薬を飲めばこんなに元気になるんだぁって本当に感動しました。
病院を変えただけたったそれだけで毎日が元気になれた。
甲状腺低下症を見つけて下さった先生のことは一生忘れません。って本気で嬉しかったです。
治る病気では無いけれどチラージンSがあれば日常の生活は安心していられるそんな気持ちになれました。
チラージンSのお陰で体はぐーんと楽になりました。
もうひとつの病気めまいです。
プラス季節の変わり目にはめまいがやって来ました。春と秋寒さと暖かさが交互に来て気温が定まらない時にふわふわとしためまいになります。
まるで船酔い、車酔いです。めまいが酷くなると立っていられなくなりトイレに行くのも這ってゆっくりゆっくり移動します。でも救いがあって1箇所楽になる向きがあります、そちらを向いて横になるとめまいがおさまってくれます。
でもその向きより少しでも頭を動かすとぐわーっと天井がぐるぐる回り出します。
1回それが来るとなかなか治りません。1度は救急車で運ばれた経験があるくらい本当に怖いです。
経験上もしかしたらこのめまいにも病名があって治療によって治るのではないか?そう思って耳鼻科に行きました。
耳の検査をして貰ったけれど異常なしです。疲れ 肩こり ストレス 寝不足からくるめまいです、と言われメイロンと言う血管注射をしてもらうに至りました。
これで季節の変わり目には今もメイロン注射は欠かせません。
病名はなかったけど メイロンの注射でひとまずめまいが楽になる事が分かったのと、
メリスロンと言う薬を季節の変わり目には早めに飲むようにすると、酷いグルグルめまいはあまり来なくなりました。
軽いめまいは温度差があるとやって来ます。
甲状腺低下症とめまい
一生付き合っていく私の病気です。