尋常性乾癬の日常
ビオチン治療中
原因不明な病気になるとお医者さんはストレスという単語を持ち出す気がします。
私の場合は甲状腺低下症の時と乳がんの時そして今回の乾癬の時にもストレスからよくこういった症状が見られますよ、と言われました。
春や秋の季節の変わり目には目眩に悩まされています。肩凝りや睡眠不足、心配事や色々なストレスからだそうです。
やはりどんな病気にも、現在はストレスが関わっているようです。
① 疲れやすく体がだるい、気力の低下
② 睡眠障害、眠れない夜中何度も目が覚める、眠りが浅く朝起きるのが辛い
③ 不整脈、心臓がドキドキする、胸が痛い
③ 肩凝り、首凝り、頭痛、手足のだるさ
④ 便秘や下痢、胃痛胃もたれ、吐き気嘔吐
⑤ 目眩
⑥ その他
自分でこのような兆候がストレスからだとはなかなか気付きませんが、注意が必要です!
治らない病気への第一歩になる可能性が高いからです。
ストレス、体からのSOS
ストレスによる生体反応
ストレスにより平常心
→情動変化(不安 恐怖 怒り 失望)
→身体変化(動悸 息切れ 震え 冷汗 )
→行動変化(平常心に無理に整えようとする)
ストレスによる心が原因で起こる病気
① 心身症(心理的葛藤 欲求不満など)
② 気分障害(鬱 躁鬱)
③ 不安障害(耐え難い不安が一月以上続くなど)
自分ではなかなか分かりにくいのがストレスのようです。
ストレス解消
① 無理をせずに疲れたと感じたら適度な休養を取る事、何もせずにボーッとする時間も必要なんですね。瞑想や深い呼吸法なども良いと言われています。
② 音楽や映画 映画を見て思いっきり泣いたり お笑いで思いっきり笑うのもいい感じです。笑いは癌をも吹き飛ばす力があるようです。
③ 身体を動かすこと 散歩やストレッチ程度な運動は血液の流れを良くし 頭もスッキリさせる効果もあるようです。
④ 入浴 湯船にゆっくり浸かる入浴は、血行促進、代謝を促し、筋肉痛の改善、神経のリラックス効果があります。就寝90分前にぬるめのお湯にゆっくり浸かる事をお勧めします。
⑤ 栄養バランスの取れた食事生活が心身の健康のためには欠かせません、そして ビタミン ミネラル不足、 甘い物(砂糖)や嗜好品の取りすぎによりストレス耐性を弱めてしまうことです。
ストレスと切って切れないのなら上手に付き合いたいですよね。
ストレスと仲良くなろう
① 完璧主義をやめよう だって人間だもの(相田みつお)肩の力を抜いて生きませんか。
② 前向きに過去や未来にフォーカスしないで 今を生きませんか。
③ 何でも一人で抱え込まずに 助けを求めてみても良いのでは無いでしょうか。考え方を少し変えてみませんか。
④ 睡眠障害からの脱出 睡眠時間よりも深い睡眠を取りたいですね。毎日同じ時間に寝て同じ時間に起きるのが理想的のようです。日中に適度な運動がおすすめです。
⑤ ひとりになる時間も必要です 自分のスキを増やしたいですね。
⑥過度なアルコールを控えめにしたいですね。
まとめ(乾癬によくないストレス)
ストレスは肌の調子も悪くなります。
リラックスした時間を多くつくりましょう。
偏食、飲酒、睡眠不足も皮膚への影響があります。
食事では動物性タンパク質、脂質(肉、卵、生クリーム、バターなど)の取りすぎに注意しましょう。
赤み痒みが増すことがあります。
生活習慣の改善
入浴方法
皮膚の刺激に注意が必要です。汗や汚れは皮膚を刺激します、清潔にしましょう。入浴ではシャワーだけで済ませずに、出来るだけ湯船にゆっくり浸かるように(39〜40度位のお湯)リラックス効果があります。
私は入浴剤を使用しています「にがり温泉」マグネシウム鉱泉浴です。癒しのバスタイムで体のミネラル補給をしています。
人の皮膚はミネラルによって健やかなコンディションを維持しています。ミネラルの中でも特にマグネシウムはうるおいのある肌には欠かせません。「にがり温泉」は手軽に効率良くマグネシウムを皮膚に提供できるのでカサカサやムズムズしやすい肌に大変喜ばれています。赤ちゃんからご年配の方までご家族みなさんでお使いいただけます。
頭皮にあまり良くないシャンプーの中の成分
① 石油系合成界面活性剤 洗浄力、脱脂力があり頭皮への刺激が強いと言われていて、毛根に悪影響を及ぼすことがあります。ラウリル硫酸Na,ラウリル硫酸カリウム、ラウレス硫酸Na,ラウレス硫酸TEA が代表の成分です。
② 合成香料・合成着色料 人工的に作られた香料やシャンプーの白い色は着色料です。頭皮や肌への刺激となります。
③ シリコン シリコンが配合されていると毛穴が詰まるようです。頭皮の刺激だけでなく新しく生えてくる新生毛にも影響されます。
④ アルコール 頭皮への刺激だけでなく、顔や体につくことで発疹の元になったりします。
⑤ パラベン パラベンとは防腐剤です。危険です!無添加のものがいいですね。無添加シャンプーの注意点は防腐剤が入っていないので早くの使用が必要です。
私も今までいろいろ試したのは、
h&Sのシャンプーから始まり、ミノン薬用シャンプー、オクト薬用シャンプー、コラージュフルフルネクストシャンプー、一番私に合っていたように思うのはメディクイックH頭皮のメディカルシャンプーでした。
そして行き着いたのは湯シャンでした。
シャワーヘッドを変えてシャンプーの使用少し控えてみました。
痒みや白い粉が多くなった時は皮膚科で処方されたコムクロシャンプー(頭部の乾癬の症状を改善する副腎皮質ホルモンのシャンプー)を使います。
食事の改善
病気になって、かなり真剣に見直しました。
腸は第二の脳って言われるくらい非常に大切な臓器のひとつなんですね。
動物は食べた物で出来ている、人間も同じです。自分が今日食べた物で明日の体調に変化をもたらす事もあるかも知れないです。
今までは何気に食べていた物を少し見直す機会になりました。
徹底した食生活の本などもありましたが、食べてはいけない物が多過ぎてわたしには無理でした。
尋常性乾癬になった時には、神経質になって真剣に取り組みました。
がんになる人も皮膚の病気になる人も共通点が多いと言うことが分かりました。
ここでは少し食べ物に焦点を当てたいと思います。
乳がんの再発も怖いけど、わたしにとっては尋常性乾癬は目に見えて日に日に酷くなるので、その時の怖さの方が勝っていた様に思います。
多分がんになってもなかなか真剣に自分の身体の声を聞かないわたしに、尋常性乾癬によって真剣に成らざるを得ない様にしてくれたのだと思って今では尋常性乾癬になった事を感謝しています。
有名な所ではゲルソン療法や断食療法など、色々な説があって全て受け入れると食べ物がほとんど無くなる感じです。
わたしはやっぱりそんなに神経質にはなれない性格なのでゆるりと取り入れてみました。
こっちでは良いとされてる食品もあっちでは駄目だと言われてる、なんでもかんでも本当にどれを信じたらいいんだ?って頭が痛くなる程でしたが、自分がこれかな?と思った事を信じて取り入れました。
❶まずは白米から玄米に変えました。
(玄米駄目の意見もあります)
❷白砂糖からサトウキビなど茶色い砂糖に変えました。
❸出来るだけ小麦粉を控える。
これは本当になかなか難しいです、ここもゆるりと控えてます。
❹食品添加物の少ない物を探す様になり商品の裏を見るのが習慣になりました。
❺全て無農薬とはいきませんが少し気にしました。
❻牛乳や乳製品を控えました。
❼植物油から米油やオリーブ油に変えました。(全ての油が駄目と言う意見もあります)
❽市販のジュースは全く飲みません。
そして大切なのが
❾食物繊維の摂取です♪
ごぼう 水菜 春菊 もやし 蓮根 筍 オクラなどを始め
緑葉野菜は多く取りました。
ブロッコリーは野菜の王様だと何かに書いてありました。
がんに良いとされてるのが無添加、もしくは無農薬の人参ジュースです。
ここにリンゴを入れても良いとの事。
お菓子の代わりに季節の果物を取る。
そして 食べ過ぎない事です。
ゆっくりよく噛んで食べる事。
わたしは朝ごはんを食べなくなりました。
お腹が空いていないのに食事の時間だからと無理に食べる事をやめました。
お腹が空いたと実感してから食べる事を心がけました。今ではすっかり1日2食生活です。
これで少しは免疫力が上がるかも知れないと信じてゆるゆるですが実行しています!
まだまだゆるゆるではありますが、これ良いなって思った事は記事にしたいなぁと思います。
乾癬になってからの服選び。
選択肢が狭くなった

好みを重視したおしゃれが出来ない!
着たい服を諦めないといけない!
服の色にも制限がある!
そんなマイナスから抜け出したいと願いました!!
私の場合頭皮から体に広まった乾癬です、最初の悩みは頭皮の瘡蓋 気になるので意識して瘡蓋を取ったり無意識に瘡蓋を触っていたりしました。
そして気が付く頃にはどんどん瘡蓋が増えていき、フケのような白い粉が舞い落ちる状態になっていたのです。
やがて肩に落ちる白い粉が気になって黒や紺色のような濃い色が着れなくなりました。
それはショックです何故なら私が好きで選んだ、クローゼットの中にある服はほとんど黒などの濃い系の服だったからです。
今まで粉が肩に舞い散る経験が無かったから初めてこんなに辛い事だと知りました。
人の目もそうですが、いつも肩を気にしてる自分がかわいそうだと思いました。
100%コットンだけのライフスタイル

乾癬になるまでの私は下着や服を選ぶ時に素材を気にした事が無かったです。デザインや機能性価格重視です、それまではどんな素材であっても皮膚のトラブルはなく皮膚科にお世話になった事がありませんでした。
そう言えば2年くらい前にネックレスをつけると赤くかぶれた事があり金属アレルギーかと心配しましたが、知人から貰ったヒルドイドローションを塗ってすぐに治った記憶があります。医学的に尋常性乾癬は何が原因かは分からない様ですが自分なりに今までの生活習慣を変えたり、良いとされる物にフォーカスして今を生きようと決めました!
体が喜ぶいい素材
衣服を身に付ける時に思うことは、素材によっては皮膚が刺激され痒みが倍増する事が多々ある事です。一箇所痒くなって少しでも掻いてしまうとそれはどんどん広がり掻けば掻くほど痒くなる恐ろしい連鎖が起きるのです。
頭皮に至っては痒くても掻けないですね、掻けばフケの様なものが恐ろしく止まない雪の様になって肩に見る間に白く積もるのです、黒っぽい服だと最悪です。まるで何日も頭を洗っていない不潔な人の様です。その恐怖から私は今でも外出時は帽子は欠かせません。「白髪が気になるのもあります」
綿100%のインナー
まずはインナーです、インナーは直接肌に触れるものなので特に気を付けました。母を思い出せばタンスの引き出しには綿100%のものばかり、昔の人はやっぱり良い物を分かっていたんですね。でもベージュのものが多いイメージです、おしゃれな綿100%のものがあるのか不安になりました。
今までは素材は何でも良かったので意識した事が無かったけれど結構カラフルな綿100%があることを知りほっとしました。ところがガードルやブラジャーなどの補整力のあるものはやはり綿では難しい様でした。補整すれば痒みも出るだろうしここは諦めて自然に任せ、重力に逆らわない様にします。
それから必需品になったのがレギンスです、冷え対策にもなるしスカートの下に履くと安心しますね。スカートの下だけではなくパンツの下にも履く様にしています、パンツが直接皮膚にあたらない様にしたいからです。今は痒みもなくなったので私には綿が正解だった様がに思います。
綿100%の良いところ
綿の特徴は・肌ざわりがいい・吸水性 吸湿性が良いので汗をかいても蒸れない・清涼感があり通気性がある・綿は繊維に空気を含むと冬は暖かい。
綿のデメリット
繰り返す洗濯により硬くなり縮んだり、毛羽たつ事もあります。綿のデメリットをカバーする為に他の素材をミックスして作られたものもある様です。
綿のパジャマ
綿100%のパジャマが早く欲しくて近くのスーパーに行きました。でもそこで売られていたパジャマは母がいつも着ている、薄い紫色や薄い青色の花柄の物しかありませんでした、綿と言えばこんな感じなのね仕方ないと諦めて洗い替えとで2枚購入しました。
のちにネットで見ると綿100%たくさんある事にぼーぜん、Wガーゼのものルームウェアやワイドパンツまであるのにはびっくりしました、これからは楽しんで選び放題です、安心しました。
まとめ
健康を追求すれば自然に行き着く。食べ物も着る物も!
自然が心身に良いと言うことは何となく分かっていた。
病気になってようやく重い腰を上げる事が出来ました。
どんな事にも意味があるのですね。